失敗しました
彼女は田舎から都会に出てきたおのぼりさん。おしゃれな喫茶店でアルバイトをしている22歳の女の子。カエラちゃんにニキビがちょっと出来たような内股歩きの子だった。お互いにダウンタウンが好きでそんなにまっちゃんが好きなら会って話したほうがいいねという事になった。
ベレー帽を斜めにかぶって歩いてきた彼女は恥かしがりの女の子。そのまま駅近くのドトールコーヒーに入った。緊張しているのかこちらが何を話し掛けてももじもじしているだけで会話が弾まない。30分程経つと次第に和らいできたもののちょっと不思議ちゃんが入っているようで絡みにくい。SEXまでの道のりが全く描けなかった俺に不思議な光景が目に入ってきた。
彼女はしきりに自分の内股と内股をこすり合わせてる。始めは内股歩きだからだと思っていたが、さらに両手をその間に挟んだりして行動がちょっとおかしい。ここは嫌われるのを覚悟で彼女の行動をシグナルだと受け取ることにした。
「場所を変えようか」とカラオケBOXに向かった。だが彼女は歌うのは恥かしいといって全く歌わない。様子を見てるとニコニコしながらも時々先ほどの行動を繰り返している。不思議ちゃんは難しい。やけくそになった俺は思い切って体を寄せてみた。すると少し引いたもののうつむくだけで特に抵抗する気配がない。やっと流れが読めた俺は寒い空気の漂ったカラオケBOXを出てHOTELへ直行した。
ここから先は一生涯の不覚だが思わぬ仕事の電話が入ってしまいその場で彼女と別れなければいけなくなった。「まあ次会った時にとっておこう」と考えていたがその後メールをしても届くことはなかった。もしかすると彼女は俺に嫌われたと思ったのかもしれない。あの時携帯番号を聞いておかなかったのは未だに後悔する。
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